民間転換編１

結局浪人するも失敗に終わった。そして民間にシフトしようと思ったのだが何をすればいいのかわからなく、二週間を過ごした。

そんな中Re就活という就職サイトに出会った。そこで就職エージェントというものを知った。何もわからない僕はそれを頼るしかなかった。

そして先日利用し、面談をしていただいた。エージェントの方は、とても人当たりが良く色々なことを教えてくださった。しかし、いざ求人の話になるとエンジニアのごり押しだった。正直エンジニアはやりたい職ではなかったため、乗り気にはなれなかった。しかし、エージェントの方がここまで押してくるのであるなら、その気持ちを無下にはできない。５社ほどリストアップしてきてくれて、説明をしていただいた。その中できょうみがあるものはある？と聞かれたので２社ほど答えた（興味はあったがあくまで雀の涙ほど・・・）その日はLINEを交換してい終わった。

次の日また面談に行くことになった。そして衝撃の一言が・・・

「◯◯の面接が金曜日に決まりました。」（かなりのふざけ口調）これを聞き開いた口が塞がらなかった。受けたいとも、受けたら？もなく勝手に。「さすがにまだ考えがまとまっていないのに受けるのは厳しいです。他の業種などもみたいです。」と返すと態度が激変。優しく温厚な方がとても冷たくなり「ああ、そっすか。」といい資料を取りに行った。

待っている間に考えていた。「この人は僕のために優しくしてくれていたのではなくて、僕を企業に紹介してお金を得るためだったからなのか」と思った。無性に腹が立った。そして気が付いたら走り出していた。大雨の中傘を忘れて。

僕はそのエージェント会社から逃げ出した。そして決意した。「自分で探し納得の行くところを受ける。」と。